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国の限界

 国営漫画喫茶と揶揄されている例の国立メディア芸術総合センター(仮称)で、設立委員が決まったようですが、一つ不満があると言えば、少年漫画家が一人も選ばれていないことにありますかね。少女漫画家は2人(里中満智子氏・さいとうちほ氏)選ばれているのですが、少年漫画家が選ばれていないというのはどういう事かと。誰がいいかは別にして、展示の肝としては忘れてはいけない事だと思う。
 またアニメ関係も人選としてはあまり現場の声が入らない感じになってしまったかなとは思いますね(アニメーターとして神村幸子氏、布川ゆうじ氏は今回は立場が少し違っているので除外してます)
 現場の声が正しいとは言いませんが、何となく数合わせに使われたような感じがして何とも…。

 このセンター建設については、あっても問題はないかとは思いますが、国が関与したカルチャーは基本的に衰退しますからねぇ。その辺りに注意して欲しいかとは思います(能、歌舞伎然り、要は知っている人以外は楽しめない状況)。
 とりあえず、古今東西の日本製のメディア(このあたりよくわからない)を集めまくり展示するのであるならば、図書館、博物館としてあってもいいとは思います。

 でもなぁ、どうせ18禁系のものについては、集めないのだろうな。たとえ現在の文化の一翼を担っているとは言え、反対派には恰好のえさだからねぇ。

 建設費を生活保護費にとかアニメーターにまわせ、とか言っている人もいますが、生活保護については、建設費程度ではどうにもできない程予算が必要になるかと思いますので、無理かなぁと、アニメーターさんには申し訳ないですが、やり方を変えた形で支給するならば、このセンターも有効活用できる気がします。
 国ができる事は「コンペ」です。商業系、個人創作系など企画はいくらでもできるかと思いますが、各会社の作品を出品してもらい、優秀作品に賞金をつけるということです。
 正直、特定の業界にのみ便宜を図るやり方は、国はできません(バブル崩壊時の銀行については、倒産を避けるためにやむなく出しているわけですし、昨今のリーマンショックについては、政策として上手く金銭が流れるように法律を作っているようです。)。

 文部省推薦作品のようなものばかりに賞を渡すのではなく、もっと専門的な部分において評価するならば、裾野を広くする事も可能かと思います(ストライクウィッチーズが推薦作に選ばれたように)。
 それでもむらかみてるあき監督は選ばれる事はないなぁ。

 どうでもいいことですが、オタクはお台場には行かないと言っていたオタク芸人は、コミケに行った事はないのかと、ワンフェス(今年から動きましたが)はどうなのかと、そこへいくついでに寄る事は可能ではないかと。突っ込みたくなってしまったが、結局スタイルだけがオタクなのだろうなとは思ってしまった。

 本当にどうでもいいことですが。

 実際に作るかどうかについては、国会図書館の漫画部門を独立させるようなイメージなら良いのではないかと思っている自分がいたりする。そうすれば、全国のあらゆる漫画などが集める事が可能ですなぁ。

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