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鬼の仕事

 最初に言っておく
 中学生が公務員になれるって、どうして。
 警察の上層部と極楽署の関係って、どうやって話つけたの。
 中学校はどこまで知っているの。
 そもそも中学校で認められているバイトって、新聞少年ぐらいじゃ…。

 とか、そんな些末な疑問はこの言葉で消してしまえ。
「いいんだよ、こまけぇことは、マンガだ、マーンガ。」
…あとできっと作者が説明してくれるさ、連載が続けば。

 マリンハンターの残念な結末から、サンデー超の連載を勝ち取った、大塚志郎さんの阿鬼羅の一巻が発売されました。

 今回の主人公縁間阿鬼羅くん、以前読切で掲載されたときよりも顔が子供っぽくなったような気がしますが、残念ながら読切の画像がないので、検証できません。いつか、単行本化された時にでも、確認して下さい。

 物語は、中学生で極楽署の警察官縁間阿鬼羅くんが、妖怪犯罪の捜査、逮捕、事件の裏を解決する少年刑事もの。主人公の性格が、お人好しで、やさしく、子供のように(子供だ)素直。父親が妖怪で警察官であったために警察官になったようではあるが、スカウトなのか、自分からなのかは不明。
 小学校時代はいじめられていた経験もあるが、中学の同級生はその辺のことは気にしていない感じなので、転校でもしたのだろうか。

 作者の考え方として、この作品は勧善懲悪物の「バトル」展開にする事は無いようである。
 第1話、2話において、警察であるにもかかわらず逮捕をしていない上に、直接の犯罪(傷害、器物損壊、脅迫)について、見逃してしまっているため、警察官としてはどうかと思うが、作者としての想いはこの1,2話にある。曰く「罪を憎んで人を憎まず」。
 過去の主人公の経験をふまえた上で、犯罪者に対して甘いと思われる程、やさしく接してる、そのため、連載上初めて犯罪者を地獄送りにした第3話において、犯人の朱の盤の気持ちを考えて、少し後悔をしている。
 第4話は変化球的に妖怪警察の組織を説明した作品、これにより日本全国に警察網があることを示唆している。また、前作「マリンハンター」のリン他のゲスト出演があり、作者も前作がお気に入りのようである。
 基本が人情警察物であるので、そのテーマがぶれないように続いて欲しい。

 次巻以降も楽しみにしております。サンデー超も定期購読しています。

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