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2009年11月

タマちゃんの言ってる事、倉田さん好きそうだからねぇ

 やっと、「バンブーブレード」を全話観た、うん原作ファンからは文句言われそうな展開だね。
 もともとストックが足りない為に、オリジナル展開にするのは仕方がないのですが、珍しくオリジナルキャラクターが原作組の間とで違和感を醸し出していて、残り4話を観る事がつらかった。
 それでもオリジナル編の冒頭は、まだ過去にちりばめられた要素をアニメにあわせてつなぎ合わせていけた分悪くはなかったのですけど、オリジナル組に感情移入しきれないんですよねぇ。ミヤミヤとタマちゃんに話を絞り込んで、それぞれ乗り越えるライバルを出して、という感じなのですが…。

 それでもミヤミヤを不必要に黒化させ、サトリンをパシリにしまくった演出をうまく、ミヤミヤ復活のポイントにしたり、原作では出番が無くなってしまった男子剣道部員をうまく使ってドラマを作ろうとしたり(原作7巻までしか読んでません)、結構苦労したんだろうとは思いますが、何と言うか、オリジナルパートで乗り切れない部分があってねぇ。

 コメンタリーも特典映像もなかったので、演出意図が分からない部分もあるのですが、まぁ借りて観ている手前、あまり文句は言えないんですけどね。

 ああ、サトリンがミヤミヤに言った「あたしのつきあった時間を無駄にするな」(うろ覚え)はきつかったなぁ。いやもう、その言葉言われたら返せないし、自分が今までやってきた事振り返ったら、もう布団に顔を突っ込んで「うあぁぁ」と叫びたいくらいだし。

 続編がもし作られるようだとしたら、むしろオリジナルキャラクターがいる分作りにくくなるだろうな。それともリセットしてしまうとか?

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ローションは昆布から作られる

 久々に東宝特撮を観る。
 今回は「美女と液体人間」である。当初は「液体人間と美女」だったようである(特典映像のスチールにそんな映像があった)。

 主役の一つとなる「液体人間」に、キャラクター性を持たせなかったために、日本のホラー系映画としては、珍しくドライにできていて、通常、「原爆」の影響で変化したであろう「液体人間」の悲劇性をあまり描かず、ただ人を殺戮していくだけの存在として描いてしまったため、「液体人間」の個性は弱くなってしまったが、逆にその行動が恐怖を増幅させる演出につながったと思う。
 ただ、「液体人間」のラストの印象が弱くなり、やや義務的に退治しました、という雰囲気になってしまったのは、残念に思う。

 「液体人間の退治」と「ギャング団を追う警察」と言う二つの話を繋げているのではあるが、主役(佐原健二)とヒロイン(白川由美)の出会いが唐突であったり、さらに主役と刑事課長(平田昭彦)が大学の同級生だったりと、強引さが目立つのではあるが、脇役の刑事達が画面を引き締め、主役達が語っている間でも何気ない演技を入れてくる。
 特に冒頭主役と刑事課長が出会うシーンは、部下刑事(小沢栄太郎)の演技が一言も発せられないのに、その存在感だけで、キャリアとノンキャリアの距離感を物語っていたりするので面白い。

 さらに、主な舞台にキャバレーのシーンがあるが、そこにいるボーイ(液体人間に溶かされます)と踊り子(バーテンに同じ)の間の妙な大人の雰囲気も、少しドキドキしますね。
 映画会社が、特撮映画を子供向けと考えずに、大人でも楽しめる、むしろ大人に見せるために作っていたと考えられるシーンですね。
 ゴジラがなまじ成功してしまったばっかりに、特撮=子供向けとなってしまい、日本では、なかなかホラーやSFが作られなくなってしまったのは、残念ではあります。(それでいてハリウッド映画は平気で上映できるのですから)

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